えへへ。国公立後期試験の発表も終わり、喜んだ人も落ち込んだ人もいるでしょう。

私はどっちかっていうと、どっちでもないですかね。なんかどーでもよかった。結果発表も自分のパソコンの調子が悪かったのでうれしーに代わりに見てもらう始末だったしね。

さて本題。夢旅人は完全に二分化、詳しくは三分化されちゃいましたね

すなわち

kure・穴0・ヒキコモ星人の国公立大学、一言で言う勝ち組


田舎のGOALハンター・生扉の私立大学、一言で言う(言っちゃ悪いが。でもたぶん一流私立でもないので。)中途半端組(でも生扉の場合、おそらくやつ自身からしてみれば勝ち組に入ってるつもりだろう。なんせ夢旅人の中で唯一、私立が第一志望だから)


そして華美・ニワトリ星人・うれしー・栗の浪人、一言で言う負け組(人数では勝ってる。)


さてさて、
これからの夢旅人は国・府の金による国公立ライフと、親の金による私立ライフと、バイトして自分で払え!ってカンジの予備校ライフの三本立てでお送りしていくことになりそうですね。

そんじゃまた。

私個人に関しましては、旅行中の出来事で特筆すべきことはありません。

スノボの楽しさと、ツアー旅行の気だるさを知ったのみでした。

次回はぜひ、もっと自由で豪華なカンジで行きたいです。

具体的に言うと、スノボ用品をレンタルじゃなくてちゃんと自分で買って行きたいです。

あと、女の子と行きたいです。別に彼女じゃなくてもいいから、女の子と行きたいです。でもここからの話の展開上、彼女にしときます。

それから美人のメイドさん付きの別荘をスキー場の近くに設置してそこに泊まりたいです。

すると、夕食時私と仲良く話すメイドさんに彼女が嫉妬します。

何も悪気のないメイドさんは、かわいらしい笑顔と上品な言葉遣いと少しエッチな冗談で私を誘惑します。

顔もスタイルもよく、何でもこなせるメイドさんに反撃することのできない彼女の表情はだんだん暗くなっていきます。

おバカな私は、そんな彼女の気持ちに気づきません。

夕食を終え部屋に戻った私は、彼女をベッドに押し倒します。

急展開です。

ここには書けないようなことを始めようと思ったら、彼女の平手打ちを食らいます。

「そんなこと、あのメイドさんとやればいいでしょ!」

彼女はベッドの上で後ろを向き、膝をかかえて泣き始めてしまいます。

そこでようやく彼女の嫉妬に気付いた私は隣に座って彼女の肩にそっと手をまわし、彼女の顔を私の胸に引き寄せ、耳元でささやきます。

「ごめんな、もう泣くなって。あのメイドさんのことは何とも思ってないから」

「だって・・・ぐすっ」

気の利いた言葉を言えない私の胸で、彼女は余計に泣いてしまいます。

何を言っても仕方ないと思った私はしばらく会話はせず、彼女の頭をなでながら彼女が落ち着くのを待ちます。

長い時間がたって落ち着いた彼女は、もう大丈夫と言って顔を上げます。

私はうん、と優しく小さく言って、そっと彼女と唇を重ねます。

現在時刻は23時45分。長い長い夜は始まったばかりです。

そんな旅行をしたいです。
2008.03.12 ふぅ、
 
 さて、


もう一年勉強すっか。




ワタクシ、私立なんかクソだと罵って受験せず、前期の国公立大学は実力に見合わない大学を受験して落ち、今しがた後期も全く同じ大学・学部を受験してきまして…
まぁぶっちゃけると大阪大学ですが…


悲しかった


もう不合格決定。

こんなに希望が無いのは生まれて初めてだ…。

いつも自身満々かもしれない私に合格可能性のかけらも見えない。

何故かって?聞きたい?聞きたくない?フフフ…言いたいから言うよ。

試験は小論だったんですよ。そんでね、解答用紙には一文字ずつきれいに収まる四角が敷き詰められてたんですね。

そんな四角たちにワタクシ、

試験に関するグチと採点者へのメッセージ書いちゃった(マジで)

だってわかんねーんだもん!

「一部英語を含む」ってのは知ってたけど、三つある本文のうち一つがまるまる英語なんて聞いてねーもん!

担任の先生にもらった過去問には日本文の最後にちょろっと英語書いてるだけだったもん!

でも回答欄は全部埋めました

大問三つに小問が二つずつで、つまり300字やら400字やらで書けってのが六個あったわけですが、三つはちゃんと答えましたが三つは愚痴書きました。三つ目の最後に採点者へのメッセージも書きました。

わからなくても埋めるだけえらいっすね。うんえらい。

でも悲しい。

バスケ部最後の試合残り1秒、1点ビハインドで自分にパスが回ってきたのにシュートを外してしまったときぐらい悲しくて切なくて泣きたい気分になったかも。いややっぱそれよかマシかな。



前期落ちた時はそんなに悲しくなかったのになーって思う。

まだ後期あるしって思ってたんだろうな。

オレは自信家だから、後期絶対受かると思ってたんだ。そのときは。

まぁもうどうでもいいが。

とりあえず旅行行って、駿台か河合にGO!だ

オレはポジティブマンなんだ!

楽しい楽しい予備校ライフが待ってるぜ!



・・・でもこれで受かってたらすごくね?(←どうあっても可能性を捨てきりたくない人)





最後に一言。(実はこれが採点者へのメッセージ)


来年はトップの成績で大阪大学に合格します
フフフ…
フフフフフフフフ…ニヤリ


オレが第一志望大学に受かる確率は50%だ!!


まぁ、E判定しか出たことないんだけどね。

今日は何を伝えたいかと言うと、結局E判定だから何?ってことですよ。

入試なんか「受かる」か「受からない」かだけなんですよね。

言いきりましょう。

誰でも2分の1の確率で受かるんだよ!

E判定=合格率20%以下?はぁ?馬鹿言っちゃいけねぇよ

倍率3倍=合格率3分の1?うっせばーか

それらの数字は大学側から見た数字でしかねぇんだよ!

個人レベルで見たら結局「受かる」か「受からない」かしかねぇんだよハッハッハ〜〜!



というわけでE判定やD判定の人もめげずに頑張りましょうね。

後期は倍率20倍なんてとこもありますが気にすることありませんよ。

…あ、やっぱり頑張らなくていいです。オレのライバルになるかもしんねーんだもんな。
やっぱりてめーらはただのおバカちゃんだから今から努力しても無駄よ?もう諦めなさい。



さて、これはつまりB判定やA判定出てる人でも、つまり80%の確率で受かるっていわれてるウンコ野郎どもも結局50%でしかないってことなんだようひょひょ!

今までA判定で余裕こいてきたクソども!A判定を維持するために必死こいて勉強してきたちんこども!焦れ!動揺しろ!そして精神崩壊して死んでしまえばいいんだ!さらば!



追伸:本日は大学受験する年代の方々に大変失礼な発言を繰り返してしまい、まことに申し訳ございませんでした。皆様の寛大なお心で受け止め、お気を悪くされず、これからも夢旅人をご愛読してくださるようお願い申し上げるばかりでございます。またね。


私の理論で勇気づけられた人は押そう!いや、押しなさい!
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 初めに:ニワトリ星人による下品な記事の連鎖的載録、純真な心をお持ちのあなたには、この華美より深く謝罪申し上げます。破廉恥な心をお持ちのあなたには、ますますご健勝のことと存じ上げます。


 次に:タイトルにもありますように、心霊現象についての話なんですが、私、この間ついに念願の金縛りに遭うことができましてね、びっくり仰天でしたね。

 学校の休み時間における何気ない会話で、友達が金縛りにあっただのという話は何度か聞いておりまして、私も「ああ、一度はかかってみたいなぁ、金縛り。楽しそうだな〜」などと思っていたわけですよ。金縛りをぜひ「男のロマン」にランクインさせたいですね。

 するとある夜のことです。
 珍しく寝付けないな〜と思いながら二段ベッドの二階でゴロゴロしていた深夜のことです。
 ゴロゴロしていて、ふと真上を向く体勢になったときのことです。

 ふうっと何かが、そう、まるで魂が自分の体から抜け出るような感覚に襲われたのです。

 なんだこれは!?どうしたことだ!?体が動かぬ!?
 もう頭の中はパニック状態。まぁでもパニックは一瞬で収まったわけです。
 なんせこれが常々切望していた金縛りだったわけですから。

 瞬時に「おお、ついに我が体にも金縛りが!」と察した私はまず落ち着きます。
 落ち着いて、右手を動かそうとします。動きません。
 顔を上げようとします。上がりません。
 足の指を動かそうとします。動きません。
 声を出そうとします。出ません。または、声は出ていたけど耳が機能していなかったのかもしれません。

 さぁ最初は楽しんでいた金縛りですが、この辺になってくると、「元に戻れるのか?」「このまま逝っちまうんじゃねぇか?」などとちょっと不安になってきます。

 でもそこはさすが華美。「まぁ、逝っちまってもいいか」などと考え始め、落ち着きを取り戻します。バカです。

 そこでふと、「すんごい力入れても金縛りは破れないのだろうか?」という実験に着手しました。

 ものすんごい起き上がろうとしました。ものすんごい。

 すると、泥水の中から空気中に顔を出したようなすっきりとした感覚と共に、私の上半身はぐいっと起き上がり、同時に体中の自由が私の主導権下に戻ってきていました。

 ものすんごい力が金縛りに打ち勝ったのです。
 または、金縛りの効力がちょうど切れたのですかねぇ。

 とにかく私は「ああ楽しかった」と、そして「死ななくてよかった」と思い、息を深く吐き、興奮が冷めきらないままおねんねしましたとさ。

 そして、特に理由もなく今まで心霊現象をあまり信じていなかった華美は、しかしやっぱり特に理由もなくあまり信じないままでしたとさ。



 最後に:その次の日、学校でニワトリ星人とかにこの話をしたわけですね。するとニワトリの野郎はこう言った。

「金縛りは、科学的に説明すると体だけ寝てて脳は起きてるっていう状態らしいぞ」

 ショックを受けましたね。ちょびっとだけ。せっかく不思議現象に出会えたと思ったのに科学で説明されてしまうとは。

 私は、幽霊とかの存在はあんまり信じませんが、かといって科学的に証明されても納得したくないんだ。

 じゃぁどうしろっていうんですかね。

 ん〜、何もしなくていいんじゃない?

 謎のままが一番。

 

 はい、おしまい。

 

 

 
…終わった。
 盗賊団‘メル・ヘル’との長きにわたる戦いがついに終止符を迎えたんだ。
 ここで僕らの物語はひとまず一段落だ。
 けれど僕たちの旅はまだ続く。
 死ぬ間際にメルが残していった言葉の真相を暴くためにも、“あの人”の想いを汲むためにも、僕らは向かわなくちゃいけないからだ。王都‘ベルグム’に。
 







   あとがき


 ひゃっほーう!

 終わった終わった!

 ついに終わった!

 長かったなぁ〜〜

 ああ疲れた。

 ま、最終話は数行で終わってしまいましたが、なんか上手いカンジに終われたんじゃないかなぁって思う今日このごろです。

 
 何が上手いカンジだよ!とかメルとの決戦の様子書いてねぇじゃん!とかメルが残した言葉ってなんだよ!とか最後の最後で手抜きかよ!とか“あの人”って誰だよ!なんてゆう苦情及び質問は一切受け付けない所存でございますよ。


 メルとの戦いについては、受験勉強に嫌気がさしたり、戦闘シーンを書きたくて書きたくてたまらなくなったり、メルが最後に残す言葉(実は考えたけどいいのが浮かばなかった)が思いついたりしたら、第十八話として書くと思います。

 んじゃ、また逢う日まで〜

 
 ぐるぐるぐるぐる上っていた。
 壁に沿って屋上を目指している螺旋階段を上っていた。
 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる上っていた。
 ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる……
 そして光が見えた。


「やっとてっぺんや〜!やった〜!」

 ユキは大の字になってフワフワの草のじゅうたんに寝転がった。
 やっとのことで階段を上り終えた僕たちがいたところは、ドームの中だった。
 高すぎて下からは確認できなかったけど、塔の屋上に半球の強化ガラスをかぶせてドーム状になっていた。太陽の光が適度に差し込み、空気は異様に清浄で、植物園を思わせるかのように様々な種類の草花が豊富に生い茂っている。さらにどこから水を引いているのか、人工の川まで流れている。
 花と川に囲まれたドームの真ん中に椅子があった。白い、きれいな椅子だった。
 椅子の上には巨大な‘珠’が浮いている。どういう原理だろう?
 椅子に一人の男がちょっと偉そうに座っていた。かなり若く見える、美形の男だった。
 男はこちらを見て微笑んでいる。その微笑みは優しく、しかし恐ろしくも思えた。

「やぁ、初めまして。盗賊団‘メル・ヘル’の首領、メルです。一階の闘技場は楽しめましたか?ずっと見ていましたよ。本来なら‘メル・ヘル’のトップ10と順番に戦っていただき、見事全員に勝利すれば私と戦えるということになっていたのですが、ちょっとした手違いで一人だけになってしまいました。申し訳ない。でも私は戦って差し上げますよ。十人全員と戦って頂く予定だったので、あなた方の戦闘情報はまだ不十分ですがこの際仕方ない」

 メルと名乗ったそいつは、さっきの表情のまま妙に丁寧な口調で言った。

「まぁ、戦うのはいいがその前に三つ、質問に答えてくれないか?」
 カームがメルの方に一定距離近づき、立ち止まった。

「よろしいですよ」

「まず一つ、下にいた狼人間のようなヤツは何だ?」

 体を起こして、ユキもメルの方を見た。

「あれは、私の部下でした。あなたと戦う予定だったね。でも二日前、ある訪問者がありある薬をいただいたんですよ。それを飲むと大きな力を得られるが、自我の強い者でないと理性を失い、殺人衝動の塊になるというなんともあやしい薬でした。その訪問者は自分の周りには実験にふさわしい者がいないので私の部下を使って試させてほしいと…金払いがよかったので了承しましたよ。訪問者は十人ほどのデータが必要だと言うし、この塔には私と一階の闘技場を守っていた精鋭十人しかいないので、彼らに薬を与えました。すると全員あんな姿になったというわけです。」

 メルはそこで一度言葉を切って立ち上がり、横を向いて歩きだした。カームとユキの目線がそれを追う。

「この大盗賊団の精鋭たちです。戦闘力はもちろん精神力にもかなりの自信がありました。…ですが自我を維持できたのは一人。さっきあなた方と戦った闘技場最後の番人にして‘メル・ヘル’全体でもナンバー2の実力を誇るビークだけでした。」

 “ビーク”という名を聞いて、カームの表情が一瞬険しくなった。
 でもそれは一瞬で、またいつもの表情に戻った。

「他の者たちは殺人衝動以外カラッポになったかのように互いが互いを攻撃し始めました。その戦闘力は投薬前に比べると確かに飛躍的に上がっていました。九人は殺し合い、私かビークに襲いかかってきた者は返り討ちに合い、数分後にそこに立っていたのは私とビークだけになりました。訪問者はいつの間にか姿を消していていました。元に戻る方法も教えずね」

 メルはドームの端にたどり着き、ゆっくりと流れる雲を見上げた。

「まぁ深く考えずに話に乗ってしまった私にも過失はありましたし、ビークだけでも残ってくれたので別にいいのですが。しかし、確かにスピード・パワーは格段に上がりましたがビークにおいては剣を握れた頃の方が強かったんですよ。ビークは獣の姿になって剣を握れなくなり言葉も失ってしまったので、なんとか元に戻そうとあの訪問者のことを探っていたらあなたたちがたどり着いてしまった、というわけです。ビークが人間の姿で十二星座刀‘乙女座’を操っていたらあなたたちでも敵わなかったと思いますよ。いや、それでもやっぱりあなたの方がお強いのかな、‘双子座’のカーム殿」

 メルはカームの方を向きニコッと笑った。しかしカームはいつもと変わらぬ表情だ。
 ユキはというとなんか途中から話に飽きたみたいで、花を摘んで遊んでいる。
 カームは少し考えて、

「…あれがビークだったのか。まさか‘十二人の弟子’を二人も引き入れてるとはな。たいしたヤツだ。ま、その訪問者ってやつも気になるがそれは置いといて、二つ目の質問だ。フーカとビークはどうやって配下にした?」

 訊いた。
 メルはまた雲を眺め、答えた。

「ビークには力を示しただけです。彼はより強い者を探し、自分に打ち勝つ者に出会ったとき、その者に従い生きていこうと考えていたようです。闘技場制度はかなり昔からやっているのですが、数年前のある日初めて十人抜きされましてね。それがビークでした。十人抜きした褒美として私は彼の挑戦を受け、そして私が勝っただけです。それから彼は私に従うようになってくれました」

「なるほど。ビーク…師匠から聞いた通りのヤツだな。で、フーカは?」

「…この国の盗賊は、それぞれが独立しているように見えて実はその全てが‘メル・ヘル’の管轄下にあります。一団残らずね。私は‘メル・ヘル’を創始したとき、一人でした。手頃な盗賊を見つけてはねじ伏せて配下に置き、もし従わない盗賊が現れたら見せしめとして一人残らず殺す。それを繰り返していくうちに自然にこの規模になりました。そして今から半年程前、その頃にはもう‘メル・ヘル’に無断で盗賊団を結成するような者は全くいなかったのですが、突然ある盗賊団が現れたんです。それがフーカでした。いつものように最寄りの一団をフーカの元へ向かわせ、潰してやろうとしたのですが彼らは強かった。差し向けた者たちはことごとくやられ、ついに私自身が動くハメになりました。フーカの仲間は四人ほどで、いづれもなかなかの強者でした。これじゃぁ並の一団では歯が立たないはずです。ま、私にかかれば瞬殺でしたけど。四人を倒した後、フーカとも戦いました。ビーク以来の手強さでしたね。そして戦っているうちに、どうも動きがビークに似ていると思い、ビークに聞いた話を思い出しました。‘十二人の弟子’の話をね。名前の感じからも、そうに違いないと思った私はフーカの説得を試みました。しかしどれだけ痛めつけてもフーカは応じませんでした。それでも私がしつこく迫るとある条件を出してきたんです。それがカーム殿、あなたと戦える場を用意することでした。私は快く条件を飲み、フーカを配下に置くことに成功しました。そしてそのときからあなたを探し始め、今に至るといったところですね。それにしてもフーカはよく働いてくれたのですが…惜しいことをしました」

 そのときユキは花にも飽きて、草の上に寝転がっていた。まったく、集中力のない。
 メルは椅子に戻り、再び腰をおろした。そして三つ目の質問を待つようにカームを見る。
 
「そうか…じゃあ、三つ目の質問。フーカの目的は俺でも、おまえの目的は‘虹色の珠’だろ?これについて何を知っている?」

「ええ、さすが察しがいいですね。あなたを見つけたときに、以前から探していた‘虹色の珠’まで一緒に見つかったときは正直驚きました。それの秘密については、ちょっとお答えすることはできませんね。国家機密に値します。もしあなたがここで生き残って、王都に辿りつけば全てがわかるでしょう」

 なんで盗賊が国家機密なんて知ってんだよ…と突っ込んでみたり。

「そうか…じゃ、そろそろ戦うか。とは言ってもビークやフーカに勝つほどのヤツだ。俺一人じゃ勝つ自信無いから、三人いっぺんでもいいか?」

 カームがちょっとおどけて言った。

「かまいませんよ。‘虹色の珠’の能力は熟知していますしね。あなたがたの連携というのも興味深い」

 メルが立ち上がり、カームが大剣に右手を添える。僕の体にも緊張が走った。

「よし、行くぞ、ユキ、アグリ!」
『りょーかい!』
「…ほえ?」
 …ユキはまだ寝転がっていた。…はぁ。







   あとがき


 …ふぅ。

 今日から四日間、テストですよ。

 思えば、中学に入学してから幾度となく繰り返してきた定期テストも残り二回ですよ。たぶん。

 まぁでも今の時期もう定期テストなんかどうでもいいんだよ。欠点さえなけりゃな。

 
 ところでもうホントに廃れましたね、このブログも。

 今確認したところランキングでは30位
 
 一万HITしたら何か企画するとか言ってたくせにやる気なし

 もうみんなパソコン離れの時期ですな。

 でも私は書き続けなければ。

 あと二、三話。下手したら四話。

 がんばります。

 僕らは三人そろってひれ伏していた。…たった一人の男の前に。
 意識がもうろうとする。僕が今のところ最強の魔法を唱えようとしたとき、蹴られて吹っ飛んでしまったみたいだ。
 狼人間は僕の珠を狙ってるのだろう。こちらにゆっくりと近づいてくる。そのとき
「…伸のエレメント」
 唱えたのはカームだった。生きてたんだ。カームが握りしめた大剣の刃が狼人間に向かってグンと伸びていく。
 狼人間は声に反応して咄嗟にしゃがみ、大剣は狼人間の毛を何本か切ることしかできずそのまま伸びて壁に突き刺さった。
『火のエレメント!』
 僕が唱え、しゃがんだことで一瞬動きの止まった狼人間に火炎弾が炸裂する。
「アォオ〜〜!」
 狼人間が雄叫びをあげるが、致命傷にはいたらなかったようだ。怒ったのか、こちらを睨みつけ駆け出した。やっべ〜。
 カームの方を見るも、さっきの魔法で力を使いはたして気を失ったようだ。情けないやつめ。
 そんなこと考えてる間に狼人間は僕の首根っこをつかみ、持ち上げる。苦し〜。たすけて〜。死ぃぬ〜。


 そのときだった。僕の珠が突然強い光を放ち、一時的に狼人間の視力を奪った。僕を握る力が少し弛む。そして同時に僕を呼ぶユキの声が聞こえた。
 僕はとっさにユキの方を向いた。壁にぶつかり、傷だらけになって気絶していたユキはいつの間にか意識を取り戻し、床に転がっていた珠を拾っていつになく真剣な表情で握りしめていた。それは僕の珠と共鳴するように光っている。
 覚醒だ。‘虹色の珠’の、五組目の魔法が覚醒したのだ。二つの新たな魔法の呼称・性質・能力が頭に流れ込んでくる。
 僕とユキは同時に唱えた。
『断のエレメント!』「繋のエレメント!」 
 僕を握っている狼人間の手のひらが裂けた。この魔法は、僕が触れている部分を“断つ”ことができるのだ。
 手から解放された僕は狼人間の頭に飛び乗り、もう一度同じ魔法を唱えた。狼人間の頭が縦に割れ、血が吹き出し、そいつは倒れた。たぶん死んだと思う。
 一方ユキの方は、傷がきれいに癒えていた。‘繋のエレメント’は、あらゆるものを“繋ぐ”ことができる。そして、きれいに繋がるように接合部位に分子レベルで変化が起こり、怪我なんかもきれいに治るようだ。
 笑顔になったユキが駆け寄ってくる。
「アグリ、大丈夫〜?」
『ん、僕は大丈夫だよ。それよりその都合いい魔法でカーム治してやったら?』
「せやな!」
 ユキは倒れているカームの傍にいそいそとしゃがんだ。‘繋のエレメント’を唱え、ユキが傷口をなぞるようにその小さな手を動かすと、手が通り過ぎた部分の傷がきれいに無くなっていく。
「よっしゃ、完璧!さぁ、目覚めよカーム!」
 ユキが立ち上がって何かの儀式のように両手を上げた。
 別にその動きには何の意味もないけど、傷が癒えたカームは目を覚まして自分の体を見て驚いた。
「お?治ってる…。新しい魔法か?」
「まぁねぇ。あいつはアグリが倒してくれたし、とりあえず一段落やね」
 僕とユキは自慢げな表情を作った。
「そうか。今回は助けられちゃったな。やっぱりおまえらの方が強いな」
「いやいや、んなことないから。今回はフーカから受けた傷が残ってたからやろ。それも治しちゃったから今はカームの方が強いやろ。と、アグリがゆうとる」
 カームはハハッと笑って立ち上がり、真上を見据えた。
 ずっと上、螺旋階段が終わるところの隙間からわずかに青空が覗き、光がさしこんできている。ノンストップで屋上まで続いているようだ。 
「さぁ、どうする?上るか?」
「上るっきゃないっしょ!」
『え〜、ちょっと休憩しようよ〜』
「文句ゆわない!れっつらごー!」
 かくして僕らはとっても長い階段をぐるぐるぐるぐる上ることになったのだった。






 あとがき


 さぁ今週も始まりました、あとがきのコーナーでぇす!
 
 最近私、小説書いてるじゃないですか。
 そしたらなんだか想像力がアップしたのか、以前読んだ小説を読み返してみると前よりも鮮明に情景が頭に浮かぶではありませんか!
 
 これはすごい!

 でも国語の成績は上がりません!

 なぜでしょうか!?教えて、穴0!


 ところで、この『虹のエレメント』、連載当初は何も考えておらず、まぁ書いてるうちになんとかなるだろとか思ってたら、最近ホントになんとかなっちゃって、ついに華美にも物語の全体像が見えてきたんですよ!

 びっくりしましたね。

 毎週間に合わせでてきとーに書いてた話が自分の中でどんどんまとまっていき、やがて一つの物語へと昇華する。

 なんと素晴らしいことでしょうか。

 でも華美の中で組み上がりつつある『虹のエレメント』は、今書いてるのとは多少の差異があるんですよぉ。

 そういうわけで、数年後に『虹のエレメント』が書店に並ぶときには、このブログ版とは少し、ほんの少しだけ違った形で物語が進んでいくことでしょう。

 だから、書店で『虹のエレメント』を発見したときは、「ブログで読んだからいいや」なんて思わずに、ぜひご購入ください。

 そのときにはきっと文章力も格段に上がってるだろうしね。


 はい、調子ん乗って小説家になる前提で話を進めちまいましたよ。

 でも最近、ホントに小説家もいいなぁと思い始めました。(もともとなりたい職業もなかったし)

 何がいいって、漫画家とか小説家とか画家とかって仕事時間決まってないんじゃないの?ってとこです。

 締切にさえ間に合えば、いつ寝てもいつ書いてもいつ遊んでもいいっぽくない?

 作家最高じゃん!

 でも収入安定しないよね。売れなきゃ最悪だねこりゃ。


 此度はどうも、いつの間にか華美の将来のお話につきあっていただいちゃって申し訳ありませんでしたね。

 久し振りに長いあとがきになりましたが、そろそろさらばなのじゃ!

 ピーエス:そういや『夢旅人』は十月から受験終わるまでお休みになるみたいだけど、とりあえず華美は第一章終わるまで書くからね!次週もお楽しみに!

 



 
  
   まえがき

 いやぁ〜はっはっは。

 まいったねこりゃ。

 ネットつながんねぇのよ。

 今日はなんとかつながってくれたけど読み込み遅いのなんのって。

 うちのパソコンどぉしちゃったのよ〜

 さぁ気を取り直して十四話始まるよ!







「なぁ、ホンマにこっちであってるん?もう四日も歩きずめやんかぁ」
「フーカが言ってたんだからしょうがないだろ。他にあても無いんだし」
 僕らはコルンのいた町を出た後、東北東に進んでいた。カームがフーカと戦っているとき――僕らが駆け付ける前だけど――、戦いながらいろいろ話をしてて、‘メル・ヘル’のアジトの場所も聞き出したんだって。そんでフーカが言ったとおり歩いてるわけだけど…
「フーカは三日も歩いたら着くって言ってたんちゃうん?」
「三日で着かないのは一日三回も銃の訓練をするお嬢さんのせいだと思うけどな」
「…だってぇ、撃ちたいのに敵が襲ってけぇへんから」
 実は、フーカを倒したあとは一回も盗賊は襲ってこない。カームいわく、あちらさんはもう僕らの戦闘情報を十分得たから偵察の必要が無くなったんじゃないかって。まぁ、カームが言うことだから正しいんだろうな。あ、
『ユキ、見えたよ、塔』
「ホンマやぁ〜!」
 道のずっと先に塔があった。‘メル・ヘル’のアジトは塔なんだ。どうも‘メル・ヘル’の元締めのヤツは高いところから人を見下ろすのがお好きなようで。


 塔の前に着くと大きな門があり、門番はいなかった。代わりに看板があり、『この門の先は闘技場だ。見事十人抜きすると豪華賞品プレゼント!』と書いてある。
「へぇ〜、なんか楽しそうやな」
 ユキが笑顔でこっちを向く。
『…つーかここホントにヤツらのアジトなの?』
 ユキは入ったらわかるやろと言って、
「タノモー!」
 勢いよく門を開けた。


 門をくぐると、ホントに闘技場といった感じの場所だった。
 そこは円形の部屋で、今入ってきた門とは反対側に同じような門があり、両方の門の脇から壁に沿って大人二人分ぐらいの隙間を空けた柵が張り巡らされている。こっちが挑戦者で、あっちから相手が入場するってカンジかな。…本来なら。
 そこにはすでに死体がざっと九体転がっていて、部屋の中央にはそれをしでかしたであろう一人の男が立っていた。
 そいつは人のサイズで二本足で立っていたが、全身に動物のようなこげ茶色の毛が生えていてオオカミのような顔立ちに長い爪を持った、狼人間みたいなヤツだった。よく見るとその辺に転がっている死体も似たようないでたちだ。
「なんじゃこりゃ?」 

 ギンッ

 ユキが感想を漏らしたとき、僕らの横でカームが狼人間の爪を‘双子座’で受け止めていた。
「わぁっ!」
 ワンテンポ遅れてユキの驚く声。
 狼人間は僕とユキには見えないぐらいの速さでカームに接近し、その長い爪をふるっていたのだ。それを受け止めたカームの反射神経はもうすごすぎ。
「ぐっ…」
 カームが少しよろけた。
『まずい!フーカから受けた傷が治ってないんだ!』
「げっ!マジ!?氷のエレメント!…え?わ!」
 ユキが加勢しようとしたそのときにはすでにカームは腹を裂かれ、狼人間はユキの目前にいた。狼人間の爪は氷の魔法が発動する直前にユキの首にかかっている‘虹色の珠’のひもを裂き、魔法の発動を阻止。続いてユキのみぞおちに蹴りが入り、数メートル吹っ飛んで気を失ってしまった。
『くそっ!地のエレ…』

 ドカッ

『うわぁ!』







   あとがき

 フヒョヒョヒョヒョ!華美だよー!!ってまえがきで会ってるよね〜。あいさつが遅れましただよね。

 狼人間なんて出ちゃったよ

 おいおいってカンジですよ〜。自分でもびっくりしました。

 実は、今回は今までで一番書き直しました。

 四回ぐらい書き直しました。

 なんか今回から一章の終わりまでは物語の本筋に大きく関わってくるかもしれないからでしょうね。それだけ私も慎重になったんでしょう。

 ちなみに一章はあと三話か四話ぐらいで終わると思います。

 んじゃ、シーユーアゲン
 

 僕らは三人そろってひれ伏していた。たった一人の男の前に。









 あとがき

 はい、一行!!
 なんと気持ち良いことでしょうか!

 いつもは読んでいない人もこれは読まざるをえないと言えるほどの代物だ!!

 なにせ一行だからな!

 決して手抜きではないぞ!こういう演出だ!!

 んじゃ、また来週